2005年10月に最初の案件を受けたのがきっかけです。ウェブで検索して簡単に登録できて、すぐに面談と案件の紹介があったんです。それ以来、ずっとテクノウェイブさん一筋でやってきました。
他の派遣会社は検討されなかったのでしょうか?
実は、テクノウェイブさん以外の派遣会社は利用したことがないんです。他社の案件情報を見ることはありますが、金額や条件を比較しても、私にとってはテクノウェイブさんが一番合っていると感じています。
フリーランスとして働く上で、営業活動や料金回収の負担が大きいんです。テクノウェイブさんを通すことで、その負担がなくなり、自分のスキルに合った案件を紹介してもらえる。それに、契約内容と違う仕事を求められたときなども、間に入って調整してくれるんです。
具体的に、契約内容と異なる仕事を求められた経験はありますか?
はい、あります。一度、契約と違う内容の仕事を求められたことがありました。その時はテクノウェイブさんに相談して、クライアント企業との間に入ってもらい、適切に調整してもらえました。フリーランスだと、こういった交渉を一人でやらなければならないケースも多いので、本当に助かりました。
大体3年程度の期間限定案件が多いですね。今はフルリモートの長期案件に従事していて、月平均5時間程度しか残業がない。働きやすさを感じています。
フルリモートでの仕事について、どのようにお考えですか?
フルリモートは本当にありがたいです。コロナ禍以降、一度リモートワークを経験すると、なかなか出社するのは難しくなりますね。片道1〜2時間かかっていた通勤時間が自由になるので、生活の質が大きく向上しました。ただ、最近はフルリモートの案件が減ってきているようで、その点ではテクノウェイブさんを通じてこの案件に就けたことを非常にラッキーだと感じています。
テクノウェイブさんを通じて様々な案件を経験できたことで、多様なスキルを身につけられました。最初はeコマース関連の案件だったのが、今では新規事業立ち上げの上流工程、要件定義などに携わっています。
具体的にどのようなキャリアの変遷があったのか、もう少し詳しく教えていただけますか?
はい、最初はeコマースの案件で、サービスの運用や改善に携わっていました。そのサービスが1年で終了することになったんですが、同じ会社の新規事業立ち上げに声をかけていただいて、2年かけてその事業を軌道に乗せました。その経験が評価されて、今度は別の新規データサービスの立ち上げに関わっています。
以前は技術者寄りの仕事が多かったのですが、今はビジネス部門と情報システム部門の橋渡し的な役割を担っています。例えば、新しいサービスに必要なデータの洗い出しや、他社とのデータのやり取りの設計など、上流工程の仕事が中心です。プログラミングはほとんどしなくなりましたが、これまでの技術的な知識が、ビジネス要件を技術的に実現可能な形に落とし込む際に非常に役立っています。
ありました。でも、私は組織に属するのが苦手で、フリーランスの気楽さが好きなんです。それに、3年程度で案件を変えることで、新しいことにチャレンジできる。そのため、正社員化の誘いはお断りしています。
フリーランスとして働き続けることの難しさはありますか?
そうですね、やはり自己研鑽の必要性は常に感じています。技術の進歩が速いIT業界では、新しいスキルを身につけ続けないと取り残されてしまう危険性があります。また、案件と案件の間に空白期間が生じる可能性もあるので、ある程度の貯蓄も必要です。ただ、テクノウェイブさんを通じて安定した案件を得られているので、その点では大きな不安はありません。
正直、特にないですね。案件の紹介や対応に満足しています。定期的に連絡をいただけるだけでも十分です。
テクノウェイブの担当者とのコミュニケーションはどのような感じですか?
とても良好です。定期的に連絡があり、今の案件での状況確認や、将来的なキャリアの方向性についても相談に乗ってくれます。また、業界のトレンドや新しい技術に関する情報も共有してくれるので、自分のスキルアップの参考になっています。
最後に、フリーランスでIT業界で働きたい人へのアドバイスをお願いします。
テクノウェイブさんのようなしっかりした派遣会社を通すのがいいと思います。自分のスキルに合った案件を選べるし、営業の手間も省けます。ただ、フリーランスなので、自己研鑽は欠かせません。常に新しいスキルを身につける努力は必要ですね。
また、長期的なキャリアプランを持つことも大切です。私の場合は、技術職からマネジメント寄りの仕事にシフトしていく中で、様々なビジネスの立ち上げに関われたことが大きな財産になっています。若いうちは技術を磨きつつ、徐々にビジネス面のスキルも身につけていくのが、長く活躍できるコツかもしれません。