こんにちは、テクノウェイブ代表の吉田と申します。
弊社の採用募集にたくさんのご関心をお寄せ頂き感謝しています。

私達はこの業界の始まりから30年以上、人間関係ビジネスで色々なスキルとノウハウを積み上げて来ました。
そして最近ここから又久しぶりにこの業界が大きく変わろうとしている胎動をひしひしと感じています。
私は今年の新年の年賀状に以下のようなメッセージを弊社のステイクホルダーの皆様に書かせて頂きました。

ここからの変化は私達の業界だけではなく、広くビジネス界全体の大きな変化になるのは必然と思いますが、私達技術派遣業界にとってはことさらに30数年ぶりに訪れた大チャンスこそが、ここから5年の時間だと楽しみにしています。
大手金融機関から大手人材派遣会社に転職をし、自分の会社設立まで時間を要し、後手に回り悔しい思いをして来ましたが、焦らず量よりも質を重視して弊社独自の智恵と技能を積み上げて来ました。
それが、ここからの時代の変化にいよいよ追い風になると確信し、ワクワクしています。

年賀状に少し書いた智恵と技能実践の能力発揮技術こそが、私達テクノウェイブの独自性の源泉である能術(のうじゅつ)と呼びます。
最近良くこのテクノウェイブの能術(力開発)に関して、働き方改革や同一労働同一賃金制度で世の中が過酷な実力社会になることに対応するスキルアップ手法ですか?能力開発手法ですか?という質問をいただきます。
もち論、結果としてそのような制度や法の改正にも十分応えられる智恵・技能が『能術』ではありますが、私達にとってはもっと長期的、根本的なスタンスでとり組んで来た集大成こそが『能術』なので、そのあたりを誤解のないようにお伝えしたいと思います。
少し回り道になりますが、重要なことなので、私達が何故、能術のような智恵と実践の大系としての技能を開発しなければならなかったかという理由を少しお話しさせて頂きます。

これは話し出すと、大手人材派遣会社で当時一営業マンから営業本部長まで務めた28才から38才までの10年間にさかのぼる長い話になります。
たたき上げの営業時代から私はたくさんのスタッフさんとお付き合いをして来ました。
その時私は若かったこともあり、分からないことだらけで一人のスタッフさんとよく2時間も3時間もスタッフさんの話や悩みに向き合っていました。

スタッフさんと長年真剣に話続けていると、たくさんの方々に共通の問題や悩みが何なのかということが分かってきました。
それは簡単にいえばズバリ『現在の不満と将来の不安』ということが分かりました。
そしてそれらには具体的に五つのテーマがあることも分かりました。
5つのテーマとは 【人間関係】【仕事】【お金】【健康】【美容】に関することです。
そして私がお付き合いさせていただいたスタッフさんのほとんどが、常識人であるが故に世間で言われているような常識的・一般的な考え方や行動をとることで問題の迷路に迷い込み、悩み続け、望みを失っているのを見てきた期間が長く続きました。
まずは自分をモルモットにして、この五つのテーマに取り組み続け、やがてそれが能術へとつながっていくのです。
まず、以下のようにそれぞれのテーマについて簡単にご説明しておきます。

まず、問題、悩みとして一番多いのが、職場やプライベートでの【人間関係】です。
人間関係というとすぐに私達は他人との関係を思い浮かべます。
しかし能術においては最重要の人間関係は自分との関係になります。
何故なら、存在の究極の基盤は自分であり、他人や周りの環境との関係性は自分の心が鏡のように映し出された結果です。
だから他人をどうこう言う前に、自分のことをもっと注意深く見つめるのが本質です。
そうすると他人のことも理解することができる気づきとゆとりが生まれます。
人間は『自分』のことを意外なほど気づけません。
能術には『自分』を知る為の他では経験できない優れた智恵とノウハウがあります。

2番目のテーマが【仕事】です。
自分の能力不足で仕事が続けられなくなるとか仕事を失ってしまうのではないかという不安を多くのスタッフさんが持っています。
成果結果をだせる自分になるのは自分次第でいかようにもなれるというのが能術の考え方です。

3番目が【お金】にまつわる話です。
人材派遣業ではスタッフさんの生活とも向き合うので必然的に人によってはディープなお金の話が出て来ます。
能術的に言うと、お金も一種のエネルギーですから、自分のエネルギーレベルが上がれば必然的にお金にも恵まれることになるのは当然のことです。

4番目が【健康】に関することです。
しかし、私が実際にスタッフさんと話をするのは健康についてというよりもスタッフさんの自病に関する話が多く、病院に行っても対症療法で根治できず、だんだん年数の経過と共に病状が悪化していってしまう、あまりに多くのスタッフさんと接してゆくうちに、あるお医者さんとの出会いで、不治の病と言われている自分の緑内障を自力で改善できるほどの体験をし、病気は病院や薬、お医者さんが治すのではなく、自分自身の自然治癒力の活性で治るものだという結論に達しました。

5番目が美容】についてですが、これは女性に典型の美しさということだけではなく、人間が本来持っている生命としての輝き、高いエネルギー感という意味です。
また、美容というのは健康の上位概念で、自分の外見の美しさや輝きは、高いレベルの健康状態によってこそもたらされるということが能術を追及する中で分かりました。
私達が多くの『スタッフさんの現在と将来に対する不満と不安と悩み』に真摯に、諦めず何度も何度も粘り強く向き合い続けたことによって辿り着いた気づきこそが、能術の基礎になりました。

以上が能術において取り上げている5つのテーマ【人間関係】【仕事】【お金】【健康】【美容】です。

だから能術は単なる知識や上っ面の常識論ではなく、本当に効果効能があって役に立つ智恵であり、又智恵を知っていることと、実際にその智恵で道を歩むというのは全然違うことですので、行動実践ということを念頭に置いた技能の大系が能術ということになります。
もち論、いくら能術という智恵があっても行動実践が無ければ意味がありません。
一方で多くの方にありがちな、ただやみくもに我流で行動実践したつもりになっていても、それが成果結果として効果的に数字に表れなければ(数字は本当に正直ですね)、時間とエネルギーとお金という働き方改革的な生産性という観点でも大きな課題が残ります。
これが、現在多くのビジネスパーソンが直面している現実的な超えるのが難しいハードルです。
しかし能術に本気で真剣に取り組めば、このハードルを乗り越えることができます。
何故でしょうか?

その答えは、弊社テクノウェイブのロゴマークの中にあります。
は通称、陰陽マークなどと呼ばれていますが、正式には太陰太極図といいます。
「この宇宙や大自然は陰と陽のバランスによって成り立っている」というのがこの図が示す意味になりますが、能術は陰と陽からなる全体性に着目し、目に見える陽は目に見えない陰を原因として成り立っているというたった1つの法則によって創られているから、効果効能があるのはある意味当たり前なのです。
目には見えない陰の世界の学問を自然科学、社会科学、人文科学の中から、大局的多面的本質的な観点で抽出し、特に量子物理学、分子生物学、脳科学を中心に現場での実際の経験値を疎かにせず、智恵と実践の体系にしたのが、能術の基本構造です。
などと言うと、とても難しそうに感じてしまいますが、この私のメッセージにたどり着いているあなたには、この能術的な智恵を求め、受け取る準備ができつつあるという必然があるかもしれません。
あなたは実は存在の核の部分でそれを感性として感知しています。
人生には現在信じていることや認識していることよりも深い何か、それらを超えた何かがあるに違いないと感じ、それに引き寄せられているのです。

もち論、能術もまだまだ完全ではありませんが、「現代社会の矛盾や盲点、死角を補って余りあるメリットや効果効能があるのが能術です」と自信を持って言えるレベルのコンテンツのツールになりました。
この能術はテクノウェイブのような派遣会社という切り口の組織で活用するのに適したコンテンツになっています。
もち論、智恵単体としても十分価値のあるコンテンツですが、共に実践行動するプロセスこそ、意味があるのが能術の本当の在り方だと思っています。
何故なら道を知っているということと、その道を実際に歩むということは全く別のことだからといえるのが、私達のこの現実世界だからです。

能術が実際に効果があるのは、これが自然の法則だからと申し上げました。
能術は、たった一つのエネルギーという法則で、この現実世界の人間関係、仕事(能力アップ)、お金、健康、美容などのたくさんの物事を説明し、結果としてより良く変えていきます。
しかも私達の能術はただ仕事をするのではなく、ただ目的目標を達成することによって、幸せになったり、充実したりしようとするのではなく、必要ならいつでも今とここに休息したり、自由や心の豊かさや安らぎと共に在りながら、自分の目的や目標に向かうことのできる自分に出会えることが、最大の特徴であり、メリットといえると思います。

そして、あなたにとって、もう一つの最大のメリットは、この次世代の組織の在り方を象徴する能術を体現し又体現しようとする社員が存在する組織で試行錯誤できることです。
試行錯誤の先には、真の自立があります。
その行動と実践の場こそが、私達テクノウェイブという組織だと思って頂くと良いと思います。
能術的に言えば、私達はこの宇宙、大自然で生かされている存在です。
しかしここ数百年間は、西洋的物質中心の価値観が、陰と陽のバランスを大きく陽に傾けてしまうことで、私達現代人は社会的にも経済的にも政治的にも大きな課題とある意味、人によっては苦しみや漠然とした不安を感じている方も多くなっています。
能術の特徴の一つは、物事を陰と陽、裏と表で多面的に理解することで、本質に辿り着き、正しい選択ができるということです。

2019年は、戦後長きに渡って続いて来た社会制度であった終身雇用や年功序列が大企業においてさえ、終わりを告げた年になりました。
今年はYouTubeや世間で言われているように、働き方改革という表と裏の意味が180度違うような、庶民にとって厳しい制度も導入され、日本人の生活レベルが下がると警戒する人が増えているのをこの業界に長年いて、ひしひしと感じています。
結局私達は、時代の大きな潮目の変化の中で、これらのことをピンチではなくチャンスに変えていく、気概と智恵と実践が必要なのではないかと思っています。

そのテクノウェイブなりの答えが、能術だと言えると思います。
テクノウェイブは派遣会社という組織の特性上、『自立』いうキーワードを意識して能術というツールを開発しました。
組織の中で生きる方にとっても、一人で独自に仕事をし、生活し、生きる方にとっても能術は非常に現実的で有効にその効力を発揮します。
何度も申し上げるように、能術は私達という存在を生かしてくれている『法則』に則って創られているから、当然と言えば当然です。

能術には楽しく面白い切り口でのコンテンツがたくさんあります。
かの有名な量子物理学者のアインシュタインは、一般相対性理論で「自然の法則は誰に対しても同じように成り立つ」と言っています。
同時に特殊相対性理論では、E=mc²だからこの世界のありとあらゆる物は形の無い見えないエネルギーEが質量mという姿形(いわゆる物質)になったものであることを発見しました。
又アインシュタインはこの現実のことを「一時的ではなく永続的ではあるが、実は錯覚だ」と言いました。
お釈迦様が、この世の中をマーヤ(幻想)と言われていたのと似ています。
これは私達の感覚からするとなかなかピンときませんが、能術的な本質論で言えば正に真実なのです。

錯覚では世界は固体にしか思えませんが、実は波動、振動、電気、電磁気、化学、デジタル情報という量子レベルのエネルギーであり、それを私達は脳の中で視覚的、聴覚的、触覚的、嗅覚的、味覚的にあたかも現実にあるかのように解読し、見たり、聞いたり、触ったり、嗅いだり、味わったりしているつもりになっているに過ぎないのです(現実はすごくリアルに感じるから困ってしまうのですが(笑))。
すべては脳と宇宙から投影された全体情報なのです。
それを私達の脳の解読システムで、リアルに体験していると思っているのが、私達が現実と呼んでいるものの正体なのです。

さて、皆様の中には「お前はなぜそんなことを言うんだ」と思っておられる方がいるのではないかと思います。
能術においては、この現実世界においても裏と表があることを学び、自分の仕事や生活や人生に活かします。
また同時に、この目に見える現実だと思っている、いわば表の世界には今ご説明したような裏ともいえる『真実』もあるのです。
この『真実』は、今ご説明したように私たちの感覚ではなかなか実感としてピンとこないわけですが、この舞台裏の存在を知ることで少なくとも何も知らなかった(気づけなかった)ときよりも、心穏やかに安心・安定の気持ちで自由に現実に対応できるようになる自分が感じられるようになっていきます。
この体験を繰り返すうちにやがて少しづつ『自分の在り方』として定着してくると自分に幅や器の大きさを感じる時が来るのです。
これが、私達がこの一見厳しく大変に思える現実世界を楽しみ、充実させるヒントにつながることになっていくことを、少しでも多くの方々に知って頂き、現実にそれを実感して頂きたいと思っています。

大切なのは理屈ではなく実感し、自分が変わってしまうような体験をすることです。
いままでうまくいかなかった物事がうまくいき、問題だと思っていたことに煩わされずに目的や目標に向かえる自分になる不思議な感覚を是非あなたも実際に体験してください。
これこそが(潜在)能力発揮技術としての能術の大きな特徴の一つと言ってよいと思います。
真剣に求めれば、あなたもそこに到達できると確信しています。

お読みいただきありがとうございました。